【簡単】PowerPointでピクチャーインピクチャー(PIP)動画を作る方法

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PowerPoint

今回はPowerPointを使って、1動画の中に2つの動画を表示して再生させるピクチャーインピクチャー(PIP)動画を作る方法を紹介したいと思います。
 
「ピクチャーインピクチャー」などで検索した結果、この記事を読もうとしている方には説明は不要かと思いますが、「PowerPoint 動画編集」などのワードで何となくたどり着いてきた方向けに説明すると、たまにYouTubeとかで画面の隅に別アングルの映像が表示されている動画を見かけることってありませんか?
 
言葉として説明するとかえってややこしくなりそうなので、サンプルとして作成した動画をまずはご覧ください。
 
この映像は仕事で愛知県にドローン空撮をしに行った時のものです。メインの映像はドローンパイロットやドローン機体の様子を映しています。右下のサブ映像はドローンに搭載されているカメラで建造物を空撮したものです。


 

PowerPointでピクチャーインピクチャー(PIP)動画を作る

上に貼ったYouTubeのサンプル動画は、今回この記事のためにPowerPointで実際に作ったものです。使用環境は Windows 10 + PowerPoint(Office365) ですが、 例えば Windows 7 + PowerPoint 2010 といった古い環境でも出来ます。(2007以前のバージョンではできません)
 
あと、MacのPowerPointだとスライドに挿入した動画がプレゼンテーションを動画として保存すると動かなくなるので出来ません。
 
用意するものは表示したい動画のデータだけ。上に貼ったサンプルのようなPIP動画を作りたければ2つの動画ファイルを用意すればOKです。
 

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作り方の解説

ここからはPowerPointでピクチャーインピクチャー動画を作る手順を紹介していきます。まずはPowerPointを起動して新しいプレゼンテーションの作成画面を表示します。
 

 
スライドに最初から挿入されているプレースホルダー(タイトルや説明文を入力するボックス)は邪魔になるので、スライドの空白部分をクリックしてからキーボードの「ctrl」+「A」キーを同時押しして「delete」で削除しちゃいましょう。これでスライド上はスッキリ何もない状態になるはずです。
 

 

スライドに動画を挿入していく

次に、まずはメインで大きく表示したい動画をスライドに挿入します。PowerPointのリボン(上部のメニュー)から「挿入」→「ビデオ」→「このコンピュータ上のビデオ」と選択して、メインで表示したい動画ファイルを選択します。
 

 
動画を選択すると、特に何もしなくてもスライドのサイズにきっちり収まるように動画が挿入されると思います。メインの動画の挿入はこれで完了です。
 

 
続いて、サブとして画面の隅で表示したい動画を先ほどと同じようにPowerPointのリボン(上部のメニュー)から「挿入」→「ビデオ」→「このコンピュータ上のビデオ」と選択してスライドに挿入します。
 

 
ただ、こうやって2つ目の動画をスライドに挿入すると、1つ目の動画の上に完全に被さる形で2つ目の動画がスライドに挿入されてしまうと思うので、2つ目の動画はこうやって挿入したら図形や画像のサイズを変更する時と同じ操作(マウスでドラッグして)大きさや配置を変更します。下の図では2つ目の動画の表示を小さくして右下に配置しました。
 

 
これでスライドへの動画挿入作業は完了です。
 
 

動画の再生タイミングを調整する

さて、この状態でキーボードの「F5」キーを押してスライドショーを表示するとわかるかと思いますが、この状態だと動画が自動で再生されません。スライドショーを表示している状態でクリックすれば、まずは1つ目の動画が再生され、もう1回クリックすれば2つ目の動画が再生されますが、スライドショー開始のタイミングでクリックしなくても動画が再生される状態にしておかないと、このプレゼンテーションを動画として保存してもちゃんと動きません。
 
なので、次にやることは「アニメーション ウィンドウ」というパワポの機能を使って挿入した動画の再生タイミングを調整します。PowerPointのリボン(上部のメニュー)から「アニメーション」→「アニメーション ウィンドウ」と選択してスライドの右側にアニメーションウィンドウを表示させます。
 

 
スライドの右側にアニメーションウィンドウが表示されたら、まずは下の図で赤く囲った「一時停止」という開始タイミングは不要なので削除しちゃいましょう。赤枠で囲った項目をクリックしてdeleteキーを押せば消すことができます。
 

 
次にスライドショー再生時に挿入した動画も自動再生されるように「再生」のタイミングを調整します。下の図で赤枠で囲った部分を右クリックして「直前の動作と同時」を選択します。赤枠で囲った部分にはメインの動画とサブの動画、2つ分の項目があると思うので、どっちも上に書いたように右クリックで再生タイミングを「直前の動作と同時」に変更します。
 

 
この状態で改めてキーボードの「F5」キーを押してスライドショーを表示してみるとどうでしょう?挿入した動画がスライドショー開始時にどっちも自動で再生されるようになったと思います。
 
 
挿入した動画の再生タイミングについて以前書いた記事でも紹介しています

~PowerPointで出来る動画編集~ その3 : スライドに挿入した動画の自動再生

武蔵野という冠がついている通り、都内(特に23区外)を活動の拠点としているムサシノウェブの中の人「でーさん」です。 &n ...

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作成したスライドショーを動画として保存する方法

上記の手順で作成したPIP動画のスライドショーを最終的に動画ファイルとして保存するには、以下の記事で紹介している手順でプレゼンテーションを動画として保存する必要、また保存時にそのまま保存すると5秒の動画になってしまうので画面切り替えのタイミングを設定する必要がありますので、こちらの記事もご覧ください。
 

~PowerPointで出来る動画編集~ その4 : スライドを動画として保存する

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PowerPointでスライドを動画として保存する際の動画再生時間の設定方法

今回はPowerPointを使って動画を編集する時、つまりパワポのスライドに動画を挿入して画像をつけたりテロップをつけた ...

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最後に

ただ、スライドショーを再生してみるとあることに気がついたのではないかとも思います。おそらく、メインの動画とサブの動画の尺が違うと片方が先に静止しちゃうと思います。サブの映像ならまだしも、メインの映像が先に静止するとかはちょっと変なので、2つの動画は尺をトリミングして上手いこと調整する必要があります。
 
ひとまず、パワポでPIP動画を作る手順はこの記事に書いた通りです。2つの動画を挿入して動画の配置を調整する、そして再生のタイミングを調整するだけで簡単にPIP動画が作れてしまいますが、尺の調整が必要になるので以下のリンクもご覧ください。
 
 

尺の調整については以前書いたこの記事をご覧ください

この記事ではPowerPointのスライド上で挿入した動画の長さをトリミングする手順を紹介していますので、こちらもご覧ください。

~PowerPointで出来る動画編集~ その1 : 挿入した動画の長さを編集する

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でーさん
この記事を書いた人 : でーさん

ムサシノウェブというウェブに関連した事業を個人事業主として細々とやってます。趣味は登山!最近の週末は必ず山登りにいきます。主に奥多摩・奥武蔵・奥秩父の低山を日帰り登山しています。その他、ランニングも趣味というか走らないと気持ち悪くなる感じで月間約400kmをのんびり走っています。家系ラーメン大好き、お酒大好き、多摩湖大好き、夕暮れ大好き。最近は撮影にハマっててタイムラプスとRICOH THETAでよく撮ってます!

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